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はじめての海外文学

頭がふっとぶほどおもしろい海外文学のお話や、イベント、本屋さんのお話など本にまつわることを中心に書いていきます

これぞ正統派じじい小説! カルミネ・アバーテ『ふたつの海のあいだで』

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初心者おすすめ度★★★★

 

カルミネ・アバーテのことは前作『風の丘』で知りました。そのときからすごく気になっていて、読みたかったのだけどなかなか手に取ることができず、この『ふたつの海のあいだで』が出ると聞いたときには絶対に読もうと思っていました。

 

けっこうイタリア文学が好きです。

なんといってもアントニオ・タブッキが大好きなので、イタリア文学の新刊が出ると毎回気になっています。でもね、とにかくその新刊が少ない!全然全部読めていない分際でそんなこと言っちゃいけないかもしれないけど、イタリア文学はアメリカやイギリス、フランス、ドイツなどと比べて、いやアルゼンチンなどのラテンアメリカなどと比べても翻訳が少ないと思います。

だってタブッキ亡き今、現役の作家で翻訳されてる人ってだれ!?児童文学、YAはまだいると思いますが、普通に現代文学のとなると、、、うーん、思いつきません。わたしが勉強不足なだけかもしれないけど。思いつく人みんな死んでる!

 

そんななかのアバーテです。バリバリ現役です。これは大変喜ばしいことだと思います。

 

そしてさらに喜ばしいことに、その作品が素晴らしかった。

イタリア文学といってもそれはもちろんいろいろなタイプがあるのだろうし、現地の主流がどういうものなのか、イタリア語のできないわたしには知るよしもないのですが、少なくとも今まで翻訳されてきたイタリア文学の毛色とは少々違うタイプだなぁと感じました。

 

今まではほんとうに良い意味で独自の世界観持ちすぎな作品や、重厚な作品が多かったような気がするのですが(それ故翻訳が少ないのかとも思っていた)、この作品はすごく正統派な上に軽さがあって読みやすい。古き良きということばがパッと出てくるような印象をまずは与えてくれました。

 

わかりやすい例えをあげるとすれば『ニューシネマパラダイス』の世界。ああいう雰囲気の、渋いイタリアでした。

 

イタリア映画といえば強烈に個性の強いおじいちゃんが出てくることで有名ですが(わたしの中でですけど)、この作品もそんなおじいちゃんがでてきます。

 

一族の長ジョルジョ・ベッルーシは焼失してしまった伝説の宿 “いちじくの館“ の再建を心に決め、執念ともいえるしがみつきかたで少しずつ夢にむかう。再建には土地の地上げ屋たちの半端ない妨害(ちょっとゴッドファーザーの世界)に合いつつも、決して諦めようとしないベッルーシの不屈の精神は恐ろしいほどでもある。

そんな彼が夢の達成を目前にして突然逮捕されてしまう。忽然と消えたベッルーシ。子どもだったため事情をなかなか知らされない孫の僕フロリアンは、憤懣やる方ない気持ちを持て余し、行き場のない怒りを抱えたまま大人になっていく。

 

けっこうじじい小説が好きです。強烈な個性をはなっているとなおさら。『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』もそうだし『窓から逃げた100歳老人』もそうだし、読んでるとなんだかパワーをもらえます。この小説はそんなじじいファンの心もしっかり満たしてくれます。

 

そんなじじい……もとい、おじいちゃんを見たフロリアンからの視点で、物語は彼の語りのことばで構成されます。それは家族の話をする1人の男の子の私情を多分に含んだ見方から、大人になり客観的に飲み込めるようになるまで非常にうまく流れており、本当に1人の男の子が語った物語としてのみずみずしさに溢れているのです。

非常にわくわくする読書であり、まるで真新しい “いちじくの館“ の居心地の良い暖炉の前で、ふかふかの椅子に腰掛けながら話に耳を傾けていたような気持ちになってきます。

 

タイトルのふたつの海は物語の舞台、イタリアの最南端に位置するカラブリア地方のふたつの海(ティレニア海イオニア海)にはさまれた “いちじくの館“ を意味しているのだそうだけど、それだけではなく、後書きによるとフロリアンが生まれた土地ドイツの北海と母の故郷のこの南イタリアの地中海とのあいだ。それからもう1人の強烈な祖父(この祖父の活躍も見もの)の住むハンブルクとベッルーシの住むカラブリアというふたつの相対する土地や風俗、人々の気質なども暗示されているそうです。

 

著者のアバーテがこのカラブリア州出身ということもあり、少数言語アルバレシュ語が話される歴史の複雑な土地ということをキーとして物語を書いていることもあって、人々のルーツを考えていくような、血というものの根っこをつかむような物語でした。

 

というと少し難しそうな気もしてきますが、読んでみるとまったくそんなことはなく、一つの家族の物語がドラマチックに展開されていくし、ことばも非常に美しく、映像が目に見えるようなので、本当に一本映画を見るような感覚で読める一冊だと思います。

 

南イタリアの芳醇な風の中で、豊かな景色があり、生きる喜びがそこに感じられる作品でした。とても素晴らしかった。

 

今後もこの作家さんの新作に期待していきたいと思います。

まずは他の翻訳も読まなくちゃ。

『天使の恥部』プイグの描く母性

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あーあ、早くも2月が終わろうとしてますね。

 

2月は毎年寒さで震えている以外はとくに何もすることがない月ですが、一日だけ例外の日があります。

 

なんとわたしの誕生日があります。

 

まぁこの年になって誕生日がうれしいとかないですけど、、、、、ってたぶん妙齢の女子なら普通言うんだと思うんですが、なんかねいくつになっても誕生日うれしいですよ。

またひとつ年をとって、健康でいられて、美味しいもの食べられて、そして本が読める!これ以上幸せなことないね。ばばくさいか。

 

それにプレゼントがもらえます。

 

母にも、義母にも、おばあちゃんにもいただきました。ありがとうありがとう。

そしてだんなはんからは、なんと紀伊國屋で好きなだけお買い物していい券(ただし空気読めよとボソリ)!

こんなうれしいプレゼントはないでしょう。

いやさすがにわたしも一家の主婦ですから、家計の事情くらいはわかっておるつもりですので、ブレーキはかけますよ。

でもそれにしても最高です。

しかも2時間むすめをだんなはんに預け、自由に見てよしと!!

 

ほんとにほんとにほんとにほんとにいいんですかーーーーーーーー!!!!!

 

と大興奮の2時間でした。

 まあ実際やってみると2時間!?足りなすぎる!!って感じでしたけど。

 

買った本をざっくりご紹介すると

 

『天使の恥部』マヌエル・プイグ

エドウィン・マルハウス』スティーヴン・ミルハウザー

『黄色い雨』フリオ・リャマサーレス

『僕の名はアラム』ウィリアム・サローヤン
『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ

『植物は<知性>をもっている』ステファノ・マンクーゾ/アレッサンドラ・ヴィオラ

『小さなトロールと大きな洪水』トーベ・ヤンソン

ムーミン谷の仲間たち』トーベ・ヤンソン

『しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん』高野文子

 

っていうところです。

だいぶ空気読んだな自分。。

 

さてさてその中の『天使の恥部』をさっそく読み終えましたので、今回はそちらの感想を書いてみたいと思います。

 

初心者オススメ度は ★★★

 

いや実は南米文学にうといのです。

今までほとんど読んだことありません。

特に何かそこを避けてきたわけじゃないんですけど、他に読むものがたくさんありすぎてそっちまでいかなかったというのが本音です。

だからもちろん初めてのプイグ作品だし、はじめてのアルゼンチン文学でもあります。それでこれを選んじゃったのは、もしかしてはやまったかなぁという気持ちが読んでいる間実はふつふつと浮かんでいました。

 

だってけっこう難解だったので。

 

この物語は現在の女”アナ”を軸として、過去の女”女優”と、未来の女”W218”という3人の女の運命を描いたもの。時代も背景もまったく違うけれど途中から物語は奇妙にシンクロしてゆく。

ウィーン近郊の屋敷に囲われた絶世の美女”女優”。映画スターの彼女は死者との契約により30歳になると他人の思考が読めるようになるという秘密があり、その後陰謀に巻き込まれてゆく。地殻変動後の未来、性的治療部で働く”W218”は理想の男性と出会い、いつの日かその男性と供に歩んでいくことを夢見るようになる。しかしやはり彼女も30歳にならないうちに他人の思考が読めるようになり、、、。そのあいまにメキシコシティの病院のベッドの上でのアナの語り、友人や恋人との会話が差し挟まれてゆくというもの。

 

おもしろそうでしょ。あらすじは。

 

プイグはもともと映画監督を目指していたそうで、やはり映像畑の人らしい場面の切り替わりが目立ち、細かい描写なども映像映えしそうな雰囲気があります。

 

だからすごく想像しやすいし、会話なんかも非常に緊迫感があったり生々しかったりして、一度入り込んでしまえば抜け出せないようなおもしろさがありました。

 

それでどの辺が難解だったかというと、これはもうわたしの勉強不足でしかないんですが、アナがおかれている状況がかなりアルゼンチンの政治がからんでいるので、歴史や政治を理解していないとなかなか理解が難しいところがあります。それからこの本が書かれたのが1979年なのですが、当時の女性たちの生活。フェミニストたちの活動なんかも知っていたほうがよかったんだろうなと思います。スペイン語圏は(もちろんだけじゃないけど)いまだにマチスモ(男性優位主義)のはびこる世界ですから、当時はもっともっとずっとそれが強かっただろうし、男性優位が当たり前の世界で生きる女性たちの生き方にスポットライトを当てたとしても何の不思議もありません。

まあでも最初に読んだときわたしはプイグは女性だと思ったので、男性だと知ってちょっとびっくりしたのですが。

 

この本おそらくいろんな読み方ができる本だと思います。

 

解説や裏表紙にもあるように、様々なジャンルを掛け合わせて作り上げられた幻想的な物語なので人によって捉え方がかなり違ってくるんじゃないかなと思います。

 

この本で読書会をしたらおもしろそう。

 

わたしは ”母と娘” の物語として読みました。

読み終えた今は多少理解できないところがあったとしても全然問題ないし、大事なところはそこにはなかったと思うので、同じように政治や歴史にうとい方でも大丈夫。

この物語は母なる女性の物語だと思います。

 

一度は駆け落ちする男の子どもを産みながらも、仕事に囲われその娘を捨てる”女優”。その事情を新聞で知り自分がその娘ではないかと疑う母の顔を知らない”W218”。そして同じく娘を産みながらも故国に置き去りにし、娘が理解できないと離れてくらす”アナ”。

 

過去と未来の女ふたりと現在の女アナの関係は、おそらく読んでいくうちにわかると思いますがここでは書かないでおきます。

 

とにかくそのふたりの行く末を見届けてアナが出す答えは、、、。

最終章を読んで、なんとも言えない気持ちになりました。胸をふさいでいたものがすうっと流れたような。とにかくひとつ力一杯うなずきたくなるような。そんなラスト。

 

男とはなんだろう。女とはなんだろう。はるか昔から星の数ほどくり返されてきた疑問がやっぱりうかんできます。

どれだけもっともらしい理屈をつけても、きっとそれははかりしれないもの。

結局わたしたちの手には余る問題なのかもしれません。

 

プイグはそれでこんなタイトルをつけたのではないかしら、、、。

というのはただのわたしの想像です。

 

 

『はじめての海外文学』読んでみた

えー、みなさま

明けましておめでとうございます。

 

遅いわっっていうつっこみあまんじてお受けいたしますごめんなさい。

まだまだ月一更新がせいいっぱいのブログですが、今年もどうぞゆるりとよろしくお願いいたします。

 

さて、年もあけてなんとなく一段落なのかなと思っていた『はじめての海外文学フェアvol.2』ですが、なんのなんの開催店舗もちゃくちゃくと増えてるし、2回目のイベントも決まったそうで、まだまだこれからと言ってもいいくらいのロングランフェアとなってきました。

イベント、超面白そうなんですよ。

詳細はこちらから!

real.tsite.jp

 

時間がちょっと夜なので、残念ながら子どもがまだちびのわたしは見に行けず……。

お時間ある方、お近くの方、ぜひぜひわたしの分まで堪能してきてくださーい。

 

で、今日はさっそくこのフェアのリストから、わたしが読んだ本の感想をこちらにまとめておきたいと思います。

実はまだ買って読めてない本もあるんですが、とりあえず読んだ本やすでに読んでいた本のぶんだけ書いておこうかなと。

ひとつ言えるのはどれも本当に面白かったということ。

もちろんわたしの好みで好き嫌いのかたよりはありますが……いや、でも嫌いっていうのはなかったな今のところ。

 

あ、そうそう、ちょっとその前にぜひこちらを読んでほしい。

この間青山で行われた『はじめての海外文学スペシャル』というイベントの詳細レポなのですが、すごく丁寧にまとめられていてこれを読むだけで本当にどの本も読みたくなっちゃいます。

素晴らしいレポートなのでぜひ。

(ちょっと動画は冒頭からわたしとむすめの大騒ぎで申し訳ないのですが……)

www.alc.co.jp

 

そして今回のフェアのリストですが、主催者のでんすけのかいぬしさんが作っているフリーペーパーにゃわら版(こちらも毎月素晴らしい出来!どうしたらこのクオリティを毎月たもてるのか……と見るたび思っちゃう)のホームページより見ることができますので、どんな本が入っているのかしら……という方はこちらから。

www.st-paulsplaza.com

 

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さて今現在、フェアの中からわたしが読んだものが、こちらの9冊プラス今貸し出し中で(妹め……)手元にない1冊で10冊になりました。

 

けっこうあるので手短に書いていきたいと思います。

なお、いつもつけていた★は今回はみんな5つですはい。なんといってもビギナー向けに選ばれた本たちですから……。

 

まずはこちらから

『屋根裏の仏さま』ジュリー・オオツカ/岩本正恵、小竹由美子訳

この本、わたしはきっとこのフェアがなければ読んでいなかったと思うのですが、出会えて本当によかったと思えた一冊です。

百年前、「写真花嫁」として夢や希望と同時に抱えきれないほどの不安も胸にアメリカに渡ったたくさんの日本の女たちの声を、 ”わたしたち” という人称で記した物語。決してただまとめたわけではなく、無数のそれぞれの声をそのまま記録したという不思議な文体の作品でした。

フィクションといえどもそれは限りなく真実で、ひとつひとつはまったく別の意味を持っているんだけど、それが折り重なってひとつの大きなうねりを伴った物語になっていくというすさまじいもの。

常に一切の情感的なものは排除して淡々と綴られていくけれど、戦争がおこり一人また一人と収容所行きになっていく事実は動かない。それゆえどうして連れて行かれるのかわからないまま人知れず消えていく人たちが、確かにそこに生きていたんだということが実感として迫ってきます。

この文体だからこそ、胸に来る鬼気迫るものがありました。

すごかった。文句なしに素晴らしい作品でした。

 

『歩道橋の魔術師』呉明益/天野健太郎訳

これはね、わたしずーっと推してる本ですからもう間違いないです。前回の日本翻訳大賞にも推薦したくらい。個人的にも大好きなんです。

そうそう、このブログにも感想書いていました。

onaka.hateblo.jp

今読み返しても、ここに書いたのがわたしの感想のすべてなので、これはこっちを読んでもらうことにしよう。うん。けしててぬきじゃないよ。。星もすでに5つだった!

 

お次は『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ/田口俊樹訳

これも書店員時代からずっと推してる作品。

もう大好き!

戦争ものって重くて苦手……という方。いやちょっと待って、ぜひともこれを一回読んでほしい。

ここで描かれている世界は確かに壮絶です。毎日が生きるか死ぬかの世界。生き延びたのはちょっとした運の差。そんな厳しい世界で主人公たちがくり広げるはてしなく出ないうんこの会話。

ん?

うんこ?

とちょっぴり興味をひかれちゃった方はぜひぜひ手にとってみてください。

まぁもちろんそれだけの話ではないけど、でもそのうんこが出ないということがどういうことなのか、もう本書を読めば最初からわかるのですが、それがわかったときわたしたちは本当の戦争の恐ろしさにうち震えるのです。そして同時に物語の面白さにのめりこんでいるはず。今だからこそ若い世代にも読んでほしい1冊。

 

さて次もこのフェアがなければ出会っていなかった1冊

『海に住む少女』シュペルヴィエル/永田千奈訳

フランスの宮沢賢治と言われているそうで、たしかにどこか不思議な現実と異世界のはざまのような空間を漂っている、童話のような雰囲気をもったお話は通じる部分があるのかも。でもわたしはなんとなく倉橋由美子を思い出しましたよ。ああいうグロさはないけれど、どこか不穏な空気が流れていて全編的に賢治の持つ暗さとは別の種類のどろりとした暗さのある短篇集でした。非常に好きです個人的に。

なんか読み終えてしばらくたってまた、ああちょこっと読みたい……と思う、なんというかくせになるタイプの本でした。

 

こちらはうちの本棚にしっかりささっていたけれど、内容をすっかり忘れていたので今回のフェアを機に再読した1冊。

『幽霊たち』ポール・オースター/柴田元幸訳

おお、こんな話だっけか!

ページをめくるたびに、うんうんたしかに読んだことある、、、けど先は思い出せないという自分の頭の悪さを再認識した本。

わたしは実はオースターの良さがよくわからない人間であるのですが、前回読んだときよりは内容を理解したように思います(たぶん!)。

ブラウンとブルーというまた暗号みたいな名前の登場人物たちがくり広げる、監視したりされたりの攻防戦は(実際はすわってじっとしているだけですが)ほとんど自己との葛藤。特に変わったことは何も起こらないけれど人の心の闇を見ているようでぞくぞくしました。ラストがいまだにどう解釈すべきか悩んでしまうけど、こんな薄い短篇のような小説のなかで、どんどん心の中にもぐりこんでいくような感覚を覚えるのはおそろしい。

 

次はこちら

『ティファニーで朝食を』カポーティ/村上春樹訳

こちらはこのフェアが始まる直前に偶然読んでいた1冊。

オードリー・ヘプバーンの映画は誰もが知っているし、原作も非常に有名ですが、改めて読んでみてカポーティの文章のスタイリッシュさに年がいもなく乙女のようにポーっとなってしまいました。かっこいい。小説を読んでこんなふうに心がときめいたのは久しぶりかも。また主人公ホリー・ゴライトリーはヘプバーンとは少し印象が違っていたのですが、そのちょっと下卑たところがまたかっこよく、いっぺんでとりこになってしまいました。映画もまた見直したいなぁ。好きな映画の原作を読んでみるっていうのも、はじめての海外文学の選び方として大いにありじゃないかなぁと思います。

 

『紙の動物園』ケン・リュウ/古沢嘉通訳

こちらもですね、なんとこのブログで感想を書いておりました。本屋大賞翻訳部門の第2位だったんですね。

onaka.hateblo.jp

 

ということで次、

『幸福はどこにある』フランソワ・ルロール/高橋啓訳

こちらは一風変わった本でして、なんと九州限定販売というかなりレアな本です。関東では(というか九州以外では)書店に並んでいるところは残念ながら見られませんし、天下のアマゾンでも買えません。そう言われるとますますほしくなっちゃうんですよね〜。

どうやって手に入れたかといいますと、わたしは九州の取り扱い書店さんからお取り寄せいたしました。方法とできる店舗は上のリンクの伽鹿舎さんのホームページよりご覧いただけます。よろしければぜひ。

この本、まず装丁がすごく綺麗。こだわって作られている本だということがよくわかります。それだけでも本好きにはたまらないですね。

内容は、タイトルの通り幸福とは何かを精神科医ヘクトールが、自分に課題を課しながら考えていくという話で少々自己啓発的な小説でした。読みやすさに関しては群を抜いていましたので、読書自体が苦手な方や、テーマに興味がある方にはとても向いているんじゃないかなぁと思います。

 

そして最後

『ロリータ』ウラジミール・ナボコフ/若島正訳

こちらはわたしはだいぶ前に読んだもので、本当は何か書くにはもう一度読み直さないといけないのですが、残念ながらちょっとその時間がとれないので、さらりとふれる程度にしておきます。

ちょっと背伸び篇に選ばれている一冊なので、はじめての1冊にはもしかしたら向かないかもしれません。でももし谷崎潤一郎とかお好きでしたら挑戦してみてもいいかもしれません。あと変態好きでしたらぜひ。

と言いつつも変態性は谷崎よりもずっと薄いように感じました。中年男の少女への純愛?が行き過ぎた結果というべきか、いやそれも変態か……。

やっぱりこの本のことまだまだ正しく理解できていない気がするので、またいつか再読したい。理解していないなりにちらりとのぞく奥の深さは十分感じていたので、今度はもう少し先まで進んでみたいと思います。その奥をのぞくのはこわいけど……。

 

さてさて駆足で紹介してきましたけど、これを書いている間にもう1冊読み終わりました。それはアゴタ・クリストフの『悪童日記』。こちらも久しぶりに再読したのですが、いやはや全然違う印象を受けました。そして続けて3部作も読み続けているのですが、こちらは全部読むと『悪童日記』がまったく別の話になることに気がつきました。

そんなびっくりの感想も、またいつかここに書けたらなと思います。

 

 

いやこれ全部読む人いるんだろうか……というくらいぐだぐだ書きつらねてしまいましたが、本人は非常に楽しかったです。

来月からはちょっと新刊や本屋大賞や日本翻訳大賞などを追っていきたいと思っております。気になる本いーっぱいあるんだよな、いつもだけど。

ていうか来月も更新できますように!それが一番心配だ。。

イベント『はじめての海外文学スペシャル』参加!

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遅ればせながら、先日(ってもう半月たっちゃうのか、、、)青山ウィメンズプラザで開催された『はじめての海外文学スペシャル』というイベントに参加してきました。

 

techizen.cocolog-nifty.com

 

ご存知ない方のために一応ご説明すると、現在全国の書店にて『はじめての海外文学vol.2』というフェアを開催しているのですが(くわしくはこちらをご覧ください)、そのフェアを選書してくださった豪華な翻訳家さんたちが何人も参加して、それぞれ推薦書について熱く語るという、もう前代未聞の翻訳文学イベントだったのです。

 

参加は主催してくださった越前敏弥さんが呼びかける形で自主参加という体だったのですが、なんと当日総勢19名の翻訳家さんたちが駆けつけ大盛り上がり。

一人持ち時間が3〜4分となってしまい、時間が少なくなるたびに越前さんが持参の鳴子(!)をパチパチパチっと鳴らすというなんともスリリングで愉快な展開となりました。

だって金原さんとか高遠さんとか、、、鳴子鳴らされてせかされるんですよ。そんな光景見れますかふつう!?

 

当日、けっこう広いなぁと思った視聴覚室も満席になってみるとせまいせまい。

最初は少々緊張気味だった会場の空気も、越前さんの絶妙にゆるい進行で一気になごみ、本当に終止なごやかなムードで進みました。

でもいざトークが始まってみると、みなさん白熱!

3〜4分じゃ全然足りないなんていう翻訳家さんがほとんどで、好きな本への想いの本気さが伝わってきます。そして何より話そのものがものすごく面白い!!

本当に引き込まれてしまうトークで、紹介者が変わるたびにその本を読んでみたくなってたいへんでした。

わたしはむすめ連れだったので脇で拝見させていただいていましたが、聴講者のみなさんの顔つきもどんどん変わっていって、もう前のめりになっていくというか、、、、。引き込まれていっているのが傍から見ててもわかりました。

 

かく言うわたしもその一人で、終わったらほしい本が出演された人数分だけ(だから19冊か)増えてました!!

あ、あと他にも紹介があった先生方の訳書も気になったからそれ以上か!

 

とにかくあっっと言う間の2時間で、ものすごく楽しかったです。

 

それでわたしは思いました。

翻訳家さんたちが直接紹介してくれた本ってなんて面白そうに感じるのかしら!と。

 

ここから先はわたし自身が勝手に思ったことで、イベントやフェアとは直接関係ないことですが。

 

書店でも著者の方が時々PRされて、新作について語ってくれたり、サイン会を開いてっていうことはたびたびあるじゃないですか。

それはそれでファンにとってはすごく嬉しいし、新しい読者をつけるにも有効だと思うんですが、翻訳家の方々のご自身の訳書の紹介は著者の方とは全然違う目線がありました。 

 

それは他者の目線。

そして、並々ならぬ作品への愛。

 

わたしはそこが絶対的に信頼出来ると思うし、面白いと思いました。

その小説を心底愛していて、なおかつその小説の隅々まで熟読し、理解している。そんな人がおすすめするんだからそれは面白いに決まってるんですよね。

 

だからこのイベントは最高に面白かったし、終わったあと階下の書店に行列ができるほど本が売れたのだと思います。

それをもっともっと活かせないかなぁと

 

ガイブンは著者の方が来日されて、本当に大きないくつかの書店で翻訳家と対談するというイベントはまれに開かれますが、もっと翻訳家さん自らその本のPRをするということがあってもいいんじゃないかなぁ、、、なんて。

そして書店店頭でできたら最高ですね。

 

いろんなハードルがあってなかなか難しいと思うけど。

とりあえず協力してくれる方はいつでも募集しております!

・・・ていう好き勝手なことを言ってみました。

 

さて、脇道にそれてしまいましたが、イベントは大盛況で終了いたしました。

ほんとに楽しかった。何度も言うけど。

 

はじめての海外文学フェアの方は終了した(する)店舗もちらほらでてきておりますが、また年明けからはじまるところも増えて、まだまだ続きます。

お近くに開催店がありましたら、ぜひぜひのぞいてみてくださいね!

 

さてそろそろ今年もお終いに近づいてきました。このブログもきっと今年最後の更新になると思います。

みなさま、年末年始おもちを食べすぎておなかこわさないよう………

良いお年を!

 

来年ものんびりマイペースですが、更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

まもなく!!『はじめての海外文学フェアVol.2』全国の書店で開催!!12月11日にはイベントも!

みなさまこんにちは。

うんとごぶさたしてしまいました。

 

なんとまぁ、1歳の子どもと生活しているとこんなに月日はあっっっっっっちゅうまに流れるもんでしょうか。

はじめて立った〜1歩歩いたおいおい自分で食べてるなんともう5、6歩歩いたわー熱が出たあんれ湿疹だやれ1歳おめでとうおやおやもうすたすた歩いてる・・・・

なんていう人類の進化が一瞬で通り過ぎてゆきます。

 

その間、親は泣いたり笑ったり感極まったりなんてかわいいのかしらうちの子はなんてどんどん盲目的になっていき、気がついたら何か月もほったらかしのブログやらSNSやらが化石化していくというわけなんですね。

あいやーめんぼくない。

 

こんな感じでゆっるい更新ですが、たまに思い出した頃見てやっていただけるとうれしいです。

 

あ、いや!やっぱり今日はぜひとも絶対見ていただきたい!!

ビッグニュースがあるので。

 

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『はじめの海外文学フェアVol.2』開催ですよ!!

 

もうTwitter(はじめての海外文学@kaigaibungaku)でもご案内しているのでご存知の方は多いと思いますが、このブログの発端ともなった『はじめての海外文学フェア』

くわしくはこちら!↓

d.hatena.ne.jp

1回目は2014年北は北海道札幌から南は九州福岡まで全国30店舗ほどで開催された、ビギナーのためのおすすめ海外文学のフェアだったのですが、その第2弾がこの11月からさらにパワーアップして開催されることとなりました!

 

今回わたしは育休中ですのでおてつだいにまわり、あらたな、そして超強力な主催者をむかえ、開催にこぎつけることができました。

それが上のパネル絵を書いてくださった ”でんすけの飼い主さん” です。(Twitterアカウント ”本屋でんすけにゃわら版@densuke_neko”)

 

もうこのパネルを見ただけで、わくわくしてしまいますね!

 

さてさてその気になる第2弾ですが、今現在わかっていることをこちらでまとめてみますと、まず選書者。

・青木悦子    ・阿部賢一     ・天野健太郎

宇野和美    ・越前敏弥     ・岡和田晃

小野正嗣    ・金子奈美     ・金原瑞人

・上條ひろみ   ・亀井よし子    ・岸本佐知子

・北田絵里子   ・北村みちよ    ・きむふな

・小竹由美子   ・駒月雅子     ・酒寄進一

三辺律子    ・柴田元幸     ・島村浩子

・鈴木恵     ・芹澤恵      ・田内志文

高遠弘美    ・高橋啓      ・高橋知子

・高山真由美   ・田口俊樹     ・田中亜希子

・遠山明子    ・都甲幸治     ・戸田早紀

・中村久里子   ・西崎憲      ・沼野恭子

・野口百合子   ・羽田詩津子    ・原田勝

・東野さやか   ・藤井光      ・布施由紀子

・古市真由美   ・古沢嘉通     ・古屋美登里

・三角和代    ・宮崎真紀     ・宮下志朗

・矢沢聖子    ・柳原孝敦     ・山本やよい

・吉川凪                     (50音順 敬称略)

 

という、超豪華メンバー。

詳しくはTwitterにて略歴を紹介させていただいているのでそちらを見ていただくとして、みなさま現役でご活躍されている翻訳家さんたちです。

そのプロの目から見た『はじめての海外文学』

今回は本当にはじめて読むという方向けの ”ビギナー篇” と

少し背伸びしたいけれど何を読めばいいかなという方向けの ”背伸び篇” 

2種類にわけた選書で1冊ずつおすすめを選んでいただいているとのことです。

 

何が選ばれているのかは開催までのお楽しみ!ご期待ください!

 

気になる開催書店ですが、まだまだ募集中です!!

(気になる書店さん、まずはご相談にのりますのでTwitter@kaigaibungaku、またはこのブログのコメントにご連絡ください。)

 

今現在全国、やっぱり北は北海道札幌から南は九州福岡まで(あ、佐賀もあるけどどっちが南?)決定しているところをこちらにご紹介いたしますね。

(※各店舗開催時期が異なる可能性がございますのでお出かけ前にご確認ください)

北海道

紀伊國屋書店札幌本店 (11/7〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Sapporo-Main-Store/shopinfo.html

喜久屋書店小樽店 (1月〜)

http://www.blg.co.jp/kikuya/shops/otaru/

宮城県

紀伊國屋書店仙台店 (11月中旬〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Sendai-Store/

新潟県

紀伊國屋書店新潟店 (11/2〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Niigata-Store/

知遊堂亀貝店 (終了)

http://chiyudo.com/chiyu/kame/

知遊堂上越国府

http://chiyudo.com/chiyu/category/joetsu/

埼玉県

丸善丸広飯能店 (11/7〜)

http://honto.jp/store/detail_1570125_14HB310.html

新座MARUZENブックセンター(立教大学新座キャンパス内)

http://www.st-paulsplaza.com/shop/c_niiza/

ブックデポ書楽 (11/2〜)

http://www.syoraku.co.jp/

文真堂北越谷店T・C(2月〜)

http://www.bunshindo.jp/bunshindo/

くまざわ書店的場店 (2月〜)

http://www.kumabook.net/pages/body4.html

千葉

ブックマルシェ津田沼店 (2月〜)

サイトなし

東京都

青山ブックセンター本店 (11/4〜)

http://www.aoyamabc.jp/store/honten/

八重洲ブックセンター (11/1〜11/30)終了

http://www.yaesu-book.co.jp/access/

三省堂書店池袋店 (11/11〜)終了

https://www.books-sanseido.co.jp/shop/ikebukuro_honten/

くまざわ書店武蔵小金井北口店 (11/1〜)

http://www.kumabook.net/

くまざわ書店田園調布店 

 http://www.kumabook.net/

紀伊國屋書店新宿本店 (11/2〜)終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/

Books Kinokuniya Tokyo(旧紀紀伊國屋新宿南店)(11/7〜)終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Books-Kinokuniya-Tokyo/

紀伊國屋書店笹塚店 (11/1〜30)終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Sasazuka-Store/

紀伊國屋書店上智大学ブックセンター 終了

http://www.kinokuniya.co.jp/04f/sophia/

丸善セントポールプラザ書籍店(立教大学内)(11/2〜)終了

http://www.st-paulsplaza.com/shop/

二子玉川 蔦屋家電 (2月〜)

http://real.tsite.jp/futakotamagawa/

書泉ブックタワー (2月〜)

https://www.shosen.co.jp/tower/

神奈川県

紀伊國屋書店横浜店 (11/1〜12/7)終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Yokohama-Store/

紀伊國屋書店横浜みなとみらい店 

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Yokohama-Minatomirai-Store/

湘南蔦屋書店 (3月ごろ)

http://real.tsite.jp/shonan/floor/shop/tsutaya-books/

丸善ラゾーナ川崎店 (2月〜)

https://honto.jp/store/detail_1572300_14HB310.html

川上書店 (2月〜)

http://www.tokyo-shoten.or.jp/shop/kanagawa/7111

静岡県

戸田書店静岡本店 (11/5〜)終了

http://todabooks.co.jp/shop/shop.php?S=2

山梨県

ジュンク堂書店岡島甲府店 (2/3〜)new!

https://honto.jp/store/detail_1570071_14HB320.html

栃木県

進駸堂中久喜店 終了

http://www.shinshindo.net/

愛知県

七五書店 (11/5〜)

https://www.honyaclub.com/shop/store/detail.aspx?shop_id=90316

精文館書店本店 (11/7〜)

http://www.seibunkan.co.jp/shop/a/honten/

ジュンク堂書店ロフト名古屋店 (12月〜)終了

http://honto.jp/store/detail_1570053_14HB320.html

Carlova360

http://www.libro.jp/blog/carlova360-nagoya/

紀伊國屋書店名古屋空港店 (12月中旬〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Nagoya-Airport-Store/

紀伊國屋書店南山大学ブックセンター

https://www.kinokuniya.co.jp/04f/nanzan/index.html

nido by Honey Bee Project (2月〜)

http://www.nidobyhoneybeeproject.com/

三省堂書店名古屋高島屋店(2月〜)

https://www.books-sanseido.co.jp/shop/takashimaya/

富山県

紀伊國屋書店富山店 (11/7〜12/5)終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Toyama-Store/

石川県

うつのみや野々市上林店 (開催中)

http://www.utsunomiya.co.jp/store/kanbayashi/

うつのみや金沢百番街店 (3月〜)

http://www.utsunomiya.co.jp/store/hyakuban/

コメリ書房穴水店 (2月〜)

http://www.komerisyobo.com/store/anamizu.html

滋賀県

大垣書店大津一里山店 (2月〜)

http://www.books-ogaki.co.jp/stores/ogaki-foleo/

兵庫県

紀伊國屋書店姫路濁協大学ブックセンター

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/univ.html

ジュンク堂書店姫路店 終了

http://honto.jp/store/detail_1570026_14HB320.html

大阪府

紀伊國屋書店グランフロント大阪店 終了

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Grand-Front-Osaka-Store/

梅田蔦屋書店 

http://real.tsite.jp/umeda/access/

紀伊國屋書店関西大学高槻ミューズキャンパスブックセンター (11/7〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/univ.html

京都府

ブックファースト京都店 (11/3〜)

http://www.book1st.net/shops/osa_b27.html

MONTAG BOOKSELLERS

http://montagbooksellers.com/

大垣書店京都ファミリー店 (2月〜)

http://kyotofamily.com/shop/detail/40

岡山県

紀伊國屋書店クレド岡山店 (11月下旬〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Cred-Okayama-Store/

広島県

紀伊國屋書店広島店 (1月〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Hiroshima-Store/

愛媛県

新丸三書店本店 (2月〜)new!

http://www.shinmarusan.co.jp/

大分県

紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Amuplaza-Oita-Store/

明屋書店高城店 (1月〜)

http://www.haruya.co.jp/shop/shopdetail?id=31

福岡県

丸善博多店 

http://honto.jp/store/detail_1577305_14HB310.html

佐賀県

紀伊國屋書店佐賀店 (11/1〜)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Saga-Store/

 

以上、60店舗での開催が決まっております。

もしお近くに開催店があったという方は、ぜひぜひ開催中にのぞいてみてくださいね。

 

 

それからもう一つうれしいお知らせが。

 

なんとイベントが決定いたしました!!

こちらは選書者の一人でもある翻訳家の越前敏弥さんが主催で、

12月11日(日)午後2時より東京ウィメンズプラザにて、今回の選書者の中からゲストをお迎えして対談するとのことです。

こちらもゲストが続々と増えていっていますので、超豪華イベントとなりそうです。

このメンバーが一堂に会することなどそうそうないと思いますので、ぜひともお時間都合がつく方は足をお運びください。

詳細は越前さんのブログ「翻訳百景」にてお知らせしています。こちらもぜひご覧ください。

 

※こちらのイベントですが、すでに立ち見も合わせて満席となりました。

後日動画公開もあるそうなので、予約出来なかった方はご期待ください!

techizen.cocolog-nifty.com

 

さて、長くなってしまいましたが最後に、今回わたし自身はたいしたことは何もしていないのですが、関わってくださった方たちみなさん本当に手弁当で、直接は特にメリットもないのに積極的に足を運び手を動かし動いてくださっています。

それはみなさんおそらく同じ想いを強く持っているからだと思います。

 

海外文学が好きだから。

海外文学を残していきたいから。

 

ただそれだけです。

こんなに面白く素晴らしい本たちが消えかかっているなんて、見過ごすことなんてできないから。

 

ですので、もしも本屋さんでフェアを見かけて気になってくださったなら、ぜひとも1冊お試しになってみてください。

きっと新しい世界がそこにあると思います。

どうぞよろしくお願いいたします!