はじめての海外文学

頭がふっとぶほどおもしろい海外文学のお話や、イベント、本屋さんのお話など本にまつわることを中心に書いていきます

台湾文学

『歩道橋の魔術師』呉明益

歩道橋の魔術師 - 白水社 誰にでもひとつやふたつ、思い出すだけでたちどころに色やにおいや、湿度まで立ち上がってくるような、深く心に根付いている場所ってあると思う。 それは、生まれた家かもしれないし、小学校の校庭かもしれない。おばあちゃんの家か…