はじめての海外文学

頭がふっとぶほどおもしろい海外文学のお話や、イベント、本屋さんのお話など本にまつわることを中心に書いていきます

アメリカ文学

『書店主フィクリーのものがたり』じんわり堪能する孤島の本屋さん

www.hayakawa-online.co.jp 初心者おすすめ度 ★★★★ 島暮らしって憧れます。 特にトーベ・ヤンソンの『島暮らしの記録』を読んだあとは、あの孤高の生活。すぐそこにある荒々しい海。人をよせつけない自然の厳しさの中に落ちている、しんじがたいほど美しい瞬…

本屋大賞2016!そして本屋大賞翻訳小説部門『紙の動物園』

本屋大賞2016、発表になりましたね(いつの話だよ)。 すみません、春が来たなぁうらうらとぼんやりしてたら一か月すぎてました。 “本屋大賞“ と言って思い出すのは、実は亡き父の記憶。 何を隠そうわたし“本屋大賞“ というものの存在を最初に父に教えてもら…

『火星の人』アンディ・ウィアー

いやー笑ったなぁ〜! 最高でした。 火星へのミッション中突然の嵐に遭い、ふきとばされてしまう主人公マーク。他のクルーはやむなく任務を引き上げて地球へ帰還してしまう。 でも、奇跡的にマークは生きていて!残された基地と食料、さまざまなサプライで生…

『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン

さて、本屋大賞第3位は『窓から逃げた100歳老人』とあと2冊ありました。 そのうちの1冊がこちら 『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン著 東京創元社 これ実は新刊で入荷して、店頭に並べたときから気になっていたんですよね。 まぁなんせ本屋で働…