読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はじめての海外文学

頭がふっとぶほどおもしろい海外文学のお話や、イベント、本屋さんのお話など本にまつわることを中心に書いていきます

『10代のためのYAブックガイド150!』フェアに行ってきました。

小さなこどもがいると出かけるのもなかなかどうして、ままならないわけでして。

その子が腹の中でぐにょぐにょのたうちまわっていた昨年からおもしろそうなイベントやフェア、本屋さん訪問など涙をのんで見送ってきたわけです。

 

でも丸善丸の内本店さんで『10代のためのYAブックガイド150!』全点フェアをやるというお話をきいて、しかも4月28日までやっている!(ありがたや長期開催)とのことでこれは行けるのではないかと日程を調整いたしました。あ、と言ってもわたしは現在毎日家にいて特に予定もないので、お出かけの介添えをしてくれる夫の日程を・・・ということですけど。

 

その念願かなって先日、ついに行ってきました。

いや〜どのくらいぶり!?東京駅!!

大きいね〜!人だらけだね〜!

キラッキラしてるね〜!!

と無駄にテンションがあがり、丸善に行きつくまでに迷子になりそうなくらい(いや、駅出て目の前なんですけど・・・)。

 

行ったことがある方はわかるかと思いますが、丸善丸の内本店は丸の内OAZOというビルの1Fから4Fに入っている本屋さんで、すべて見ようと思うと1日くらいあっという間にたってしまう恐ろしくもうれしい場所であります。

  

もし時間があれば雑紙から実用書から文芸文庫とじっくり棚をなめまわし・・・あ、いや拝見していきたいのですが、残念ながら子どもの授乳時間を考えるとあまり時間がとれないので、今回はまっしぐらにフェアの展開されている児童書売り場を目指しました。

 

こちらがそのフェア!!

f:id:onakaitaichan:20160404213322j:image

f:id:onakaitaichan:20160404213343j:image 

※お店の方に許可をいただいて撮影、掲載しております。

どーーーーん!!と迫力満点!

やはり150冊すべて並べると貫禄が違います。

 

メインはこの本、『10代のためのYAブックガイド150!』初心者おすすめ度★★★★★(翻訳物だけじゃないですが、たくさん載ってます!)

www.poplar.co.jp

 

このブックガイドについて少々ご紹介させていただくと、こちらは児童文学の翻訳家金原瑞人さん、児童文学作家であり、評論家のひこ・田中さんが監修されたティーンエイジャー向けのブックガイドです。

 

突然ですけどみなさん”YA"っていう言葉はご存知ですか?

わたし・・・実は書店員になるまで知らなかったんですよね〜。

YAつまりヤングアダルトのことなんですけども、正直このアルファベット2文字・・・いや、ヤングアダルトというジャンルさえ日本ではあんまり浸透していないように感じます。書店に行っても、かなり大きなところじゃなければわざわざYAというジャンルで棚をもうけているところは少ないでしょう(というか日本ではライトノベルになるのか?)。

でも実は海外(特に英語圏かな?)ではものすごくポピュラーなジャンルなのですね。

だからこの手の翻訳小説には、名作があふれているんです!

そしてまだまだ日本では知られてないものが多いです。

 

これを10代に独占させるのはもったいないでしょう!!

このブックガイドはそんな大人のみなさまにもうってつけ。

27人の選者たちによる(まことに恐れ多くもわたしも参加させていただいております)選りすぐりの本たちがジャンルごとになんと150冊も紹介されています。

各ページ、選者たちの推薦文を読んでいるだけでも非常におもしろく、わたしの本はドッグイヤーだらけになりました。

f:id:onakaitaichan:20160404213439j:image

見てコレ!!

 

翻訳ものだけじゃないし、普通に大人むけに書かれている小説や、ノンフィクション、詩や短歌集などものっているのもうれしいところ。わたし本当に個人的にこういうの欲しかったですよ。なかなかないもの、こんなバラエティ豊かなブックガイド。

 

そしてもう一つ、こういう児童文学ガイドにありがちないつもの名作ばかりとはなっておらず、ここ最近刊行されたものに限って選んだものになっているのもいいんですよね〜。だから、あぁこんなのもあったんだという発見に満ちたものになっているんじゃないかなぁ・・・。

 

さてさて、話をフェアの方に戻しますが、今回わたしが突然伺ってしまったので(何しろ乳児を連れての外出はかなり不確定要素が強いので・・・すみません)残念ながらご担当の兼森さんにはお会い出来ず、きちんとお話を聞くことはできなかったのですが、フェアも中盤にさしかかって『YAブックガイド』かなり売れているようでした。

 

わたしはたくさんドッグイヤーした欲しい本の中から、今回はデイヴィッド・アーモンド『ミナの物語』を購入。

友人からこの物語の後日潭『肩胛骨は翼のなごり』を勧められて、気になっていたのでこちらも合わせて読んでみようと思ったからです。

しかしどっちから読んだらいいんだろう。肩胛骨の方が先に出ているんだからそっちから読むべきなのか、それともそれより前の話なのだからミナの方を読むべきなのか・・・迷うなぁ。

 

児童書コーナーは、このフェアの他にも梨木香歩の『岸辺のヤービ』フェアをやっていたり、金原さんと同じく児童書翻訳家の三辺律子さんが発行しているフリーペーパー『BOOKMARK』のフェアをやっていたり、心躍る展開がたくさんでした(わたしが行った3月下旬時点)。

『10代のためのYAブックガイド150!』のフェアは4月28日まで開催しているそうなので、みなさまもぜひ足を運んでみてくださいね。

 

春は出会いの季節。

みなさまに素敵な本との出会いがありますよう、お祈り申し上げます。